マジカルミライや記念日に寄せた初音ミクという概念について

はてブロは初投稿ですこんにちはあたもると申します。初めましての方は初めまして、そうでない人はお世話になっております。

ブログは今までにはニコニコブロマガにてナナシスの曲についての記事を書いたりしていたんですが、最近のtwitterのTLで見かけるはてなブログ利用率の高さからこの度はてブロも使ってみたくなって書いてみました。だってみんなブログ書いてるんだもん自粛ってすげーな!

内容といたしましては、ちょうど一年前に参加したマジカルミライ2019についてと、それ以後に気づいた初音ミクという存在の凄さについてとなります。雑感チックになりますがよろしくお願いします!

 

ではスタート!

マジカルミライに行け

結論は最初に言いましょう。マジミラ2019に参加した感想なんですが、本当にこれに尽きるなと思いました。ボカロに触れたことのある人はとにかく行ってみてほしい。軽いノリでいいから!昔はよく聴いてたけど最近は全然…みたいな人でも大丈夫!

 

マジミラに参加してまず思ったこととして、会場の雰囲気というか空気感が一般的なライブイベントのソレと全然違ったことが印象的でした。参加者の熱量がすごく高い

私もいざ参加するまで知らなかったんですが、マジカルミライにはメインイベントであるライブステージともう1つ企画展という大きなコンテンツがあります。各企業からの出展、クリエイターズマーケットという名の即売会やコスプレなどなどこの企画展が想像以上にすごかった。

マジカルミライというイベント自体「創作文化の体感」をテーマにしているんですね、要するに企画展ってデカい同人イベントなんですよ。

そもそも初音ミク自体がクリエイターの同人活動の上で出来上がったコンテンツなのでそりゃそうだろというのは一旦おいといて、同人イベらしく参加者の「好き」の気持ちがすごく大きいのがひしひしと伝わりました。

海外からの方もめちゃくちゃ多かったのも印象的ですね。ボカロが好きでわざわざ渡航して来るくらいなんだからそりゃ好きっていう気持ちも半端なものじゃありません。すごい

私的にはクリエイターズマーケットがビビりまくりでしたがとても楽しかったです。昔聴いてた曲の製作者の方が今も活動を続けられてて嬉しくなったり、逆に今ガンガン聴いてる曲を作った人がまさに目の前にいるという事実にあわあわしたりなど、同人イベの醍醐味を味わいました。

画面越しかつ、ボカロを通して繋がる人々なのでこういった生身でのふれあいが出来るのはなかなか不思議な体験でした。個人的にOmoiのお二人に会えてめちゃくちゃ嬉しかったです

 

このほかにも企画展は展示イベントやトークショー、ミニライブなどマジでこれだけで1日潰せるくらい楽しかったです!年齢国籍問わず、みんな初音ミクのことが大好きなんだなと感じる素晴らしい空間でした

 

さてここからはライブの話を!

 

いやもう良い、良すぎる。

ライブ開幕から1曲1曲語っていきたいところなんですが、それをやり始めると読みにくいどころの騒ぎじゃなくなってしまうのでやめておきます。でも本当に!1曲ずつ語れるほどに全部良かったんですよ!!

やっぱり生演奏は強いですね。基本的にボカロ曲って打ち込みで作られるので知ってる曲でももはや別物です。地盤の作りが違う。ミュージシャンの方々のアレンジも聴きどころとして十二分にあるのでそこも魅力の1つですね。グリーンライツ・セレナーデでギターがぎゅいんぎゅいん暴れてるやつが大好きです

セットリストについてですが、ぶっちゃけ披露される曲に対して母数となる曲数がボカロは尋常ではないので、知らない曲は出てくるんですがもはやそれすらも楽しめるんですよ。

ちなみに私はラマーズPさんの愛の詩が会場で初聴きだったのですが、コールでの会場の一体感というか暖かさがすごく良くて泣いちゃいました。あったけえ……

楽しくて優しくてとてもいい曲でよく聞くようになりました。マジミラに行かなければ出会えなかった曲だったと思います。うーぱぱうぱぱ!

テオやヒバナなどの最近のヒットソング、深海シティアンダーグラウンドやからくりピエロなどの中堅どころというかちょっと懐かしめのライン、古参向けのロミシン、Hand in Handや劣等上等などマジミラのテーマソングシリーズ、そして書き下ろしの新曲たちと幅広い世代が楽しめるようになっていて、本当に何を聴いても全部良くて本当に楽しかったです。

 

ここからはマジカルミライを統括した感想というか、ライブを終えて感じたことなのですが、すごく「個」の強さを感じたイベントでした。

参加する人々それぞれに各々の中の初音ミク像があるんですよ。例えばクリエイターはその像を作品として発信しているわけですが、視聴者側もその作品たちに触れていくことで自分の中に自らの初音ミク像が作り上げられていくんだなと思いました。

普段私たちが行くようなアーティストのイベントは、そのアーティストによる絶対的な1を目的としていますが、このマジミラでは自分の中にある1に触れるものなんですね。

たくさんの個人によって産まれた初音ミクという存在があのモニターに映っていて、参加者全員が個々のフィルターを通して見ているんだなとアンコールの声を聞いていて感じました。

 

最後に上記のお話とミクさんの記念日を絡めつつ終わりにしたいと思います。

ミクさんの記念日といえば3/9日のミクの日と8/31の誕生日ですが、この時のTwitterなどSNSでの祝われ方が毎度本当に凄いなと思うんですよ。

普段ボカロの話なんてしないような人までお祝いをしているのをみるとすごく嬉しいというか好きなんですよね。さっきのマジカルミライの話のさらに規模が大きくなった版というか

ライブに行くほどでなくても初音ミクおよびボカロが好きな気持ちが、数多くの人の中に存在していることの素晴らしさですよね。

実体がないからこそ、国籍すら超えて世界中のどんな人にでも寄り添うことができる。

初音ミクという存在の特異的さとオンリーワンさを去年マジカルミライに行ってから日々感じています。

 

最後に

少し遅れましたがミクさんお誕生日おめでとうございます!ボカロという存在がこれからも人々の救いになりますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと今年のマジミラチケット当たってくださいお願いします