初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもお世話になっております。あたもると申します。
2022年ももうあと一ヶ月、今年のV楽曲大賞についてのしるし書き記事です。よろしくお願いします
楽曲部門から
1.夏ゆきトキメキHigh Tension!/Palette Project
まず1曲目、Vアイドル事務所パレプロの夏曲、夏ゆきトキメキHigh Tension!です
今年の個人的筆頭ですね。
去年からちょくちょくメンバーの配信を見るようにはなっていたのですが、今年は月別のグッズとかを買うほどにパレプロにどハマりするとは思ってませんでした…
8/13,14と神田明神ホールにて行われた納涼祭りイベントでの初披露となった曲でした。筆者は13の方に行くつもりだったんですが台風直撃でイベ自体が中止となってしまい行けず悔しかったですね…後ほど翌日の講演を配信アーカイブで見たんですが、この曲がほんとに目というか耳を引く良さで、初聴き一発目から「えっこれめっちゃ良くないか??」って思ったことを覚えています。
後ほどMVが公開されたのですが(このMVもめちゃめちゃに良いです)作詞は結城アイラさん、作曲は神田ジョンさんです。
いやもう私が選んだんか お二方とも他コンテンツで昔からお世話になっております。特に神田先生、PENGUIN RESERCHにてずっとお姿見ておりますし貴方のギターが世界一好きです
この情報出た時ほんとに感動したのを覚えてます。ありがとうございます
今年の夏は本当にこればっか聴いてました。パレプロには今年ほんとに楽しませてもらったので来年もっともっと大きい舞台でやっていく姿を見たいなあと思う所存です。推しの姿をマジでもっとデカいとこで見てえ…ちなみに推しは藤宮コトハちゃんです。MVでセンターの片割れをしてる茶髪ツインの子ですよろしくお願いします
2.モンダイナイトリッパー!/名取さな
作詞、作曲ともにsasakure.UKさんです
これ凄かった。歌詞とメロディだけ見た時の楽曲としては部門1位ですね。ささくれさんがとにかくヤバすぎる
この歌詞、全てに意味を持たせた上でここまで聴き心地良くアッパーで快活なテンションに乗せられるかということに感動すら覚えます。言葉遊びレベル1000000000?
もういきなり「ナンでも看でも詰め込んじゃって!」とかから突っ込みたい所存ではありますが…1番好きなとこは2サビ前の「さ レディゴーってフリックしてうおおっとキてシビれてブワってやっていきたいんだ人生!」です。
ここ良すぎるだろ 歌詞もメロの乗せ方も最強です。最高インターネット
3.ビイドロヨマのつかいかた/浮遊信号
リアルとバーチャルを行き来する音楽ユニット、浮遊信号による楽曲です
楽曲投稿自体は初夏の頃だったのですが、少し遅れてこの曲を耳にして夏本番の少し前あたりにこの曲を聴きながら暑さを待っていたことを覚えています
今回ピックアップした中でいい意味で1番Vtuberらしくない曲というか、邦ロックの延長線上としてこの曲を捉えている節がありますね。ひたすらに爽やかで、バーチャルのはずなのに正直リアルで、生で聴きたい。薄暗いライブハウスでも開けた野外でもいいって感じです
曲としてはもちろん、MVのエモーショナルな雰囲気も20〜30代に邦楽のバンドを通った人なら何か感じるものがあるはず。バーチャルだけどこんなことやってんだって界隈問わず気づいてほしい一曲です
4.未だ、青い/湊あくあ
はい、イントロが最強です。本気で開始2秒聴いた時にこれ今年の楽曲大賞入れようって思いました。
作詞作曲はじんさんです。ズルいですよね。Vだと一昨年オントロジー聴いた時に膝から崩れ落ちたことがあるんですけど、やっぱり作曲者さんのセンスに抗えない曲っていうのは歳を重ねたとて絶対いくつかはあるものだと思います。Hurrah!!も良かったんですけど今年はこちらで
ボーカルの歌声の引き出し方というか、使い方が本当に上手いなと感じた一曲でした。歌声が可愛らしいのでそちらを存分に活かしつつも、じんさんらしくロックに、かつ透き通るようにサラサラと美しく駆け流れてゆくイメージがダイレクトに伝わってくきて、聴いてる時に感じるべき感情やイメージは恐らくこれが正解なんだろうなと思うところであります
5.Under/花鋏キョウ
初見で聴き終えた時に受け取った感覚と言いますか、満たされた気持ちがとても心に残っているのでノミネートさせていただきました。作詞作曲は篠崎あやとさんです。
シンプルに良い曲でしたね。キョウちゃんはこの曲が初披露となるライブの前までしばらくお休みしてたんですが、こういう曲聴きたいなっていうところにばっちりとハマる曲を持ってきてくれて嬉しかったです。100点のオケとメロディと最高のボーカルです。理由とかは置いといてシンプルに良い曲です
ワンマンでのこの曲、この曲にためにワンマンがあったんだろうなという気さえするほど美しくて良かったです。
MV部門
1.Atlanticus/エルセとさめのぽき
MVという部門でこれを挙げないのは無いだろうという気持ちで1番にノミネートしました
エルぽきの作る作品群にずっと通じている"海"のイメージがすごく好きなんですよね。とてもとても広くて、暗くて、でも優しくて美しい。そのイメージを持った上でさらに一歩前に進んだんだなと感じるMVでした。
ぷろぶるは以前からMVや映像演出などでの視覚的な美しさには定評がありましたが、これからもっともっと期待していいなと思えるような映像で見終えた時にワクワクしたのを覚えています。vortexという環境も整って、これからもこの人たちの作る作品を見てみたいなという気持ちでの筆頭ノミネートでした
2.画面の中の君が好き/AZKi
これ正直楽曲部門に入れようか迷ったのですがMVとしても良かったのでこちらにノミネートしました。
これ好きです。オタクはこういう演出とか概念が大好き。幼い自分が憧れる姿が今の姿とリンクするの嫌いなオタクいないでしょ
曲としても本当に良くて、概要欄コメントの「みんなのうたです!」に全てが詰まってます
自分は画面の中の存在を見る視聴者であり、でも画面の中の存在になりうる存在であることを実は教えてくれると言いますか。その「化粧した君の顔が好き」ということを歌うことによって、存在の肯定になっていることが凄く好きです。ホントめっちゃ好き。
「画面の中にいた君のことを君自身が好きでいてくれてたら 嬉しいな」っていうフレーズは、MVの幼いAZKiに対しても、いち有象無象のリスナーに対しても刺さってホント凄いなと思います。この曲の刺さり方はVを見てれば見てるほど刺さる。
歌詞がひたすらに真っ直ぐで美しすぎて、ただのオタクとしては正直申し訳なくなるくらい眩しい。
愚直なまでの言葉たちをパンクなサウンドでストレートに投げつけてくる、痛いほどに素晴らしい曲です
StarZ/MonstarZ MATE
ラスト。この曲の作詞作曲は先ほどのビイドロヨマのつかいかたの浮遊信号で活動されているesora umaさん、MVイラストも浮遊信号で活動されているあとり依和さん、ラップパートの作詞は高坂はしやんさん、Mixはun:cさんです。
もうこれに尽きます。キャスト全員参加で作り上げるものの尊さという意味でノミネートせざるを得ませんでした。
最早何も言う事ないです。この曲を聴いてMVを見て、その後にMZMチャンネルで上がってる「自分達のMVを見る雰囲気」の動画を見ましょう。横の繋がりって本人たちはもちろん、視聴者側でも見ていて嬉しいものがありますよね
以上ですありがとうございました
今年もVtuber見てて楽しかったです、来年も見てたい。マジで